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先輩職員(相談支援員)について

今まさに社会福祉法人姫路市社会福祉事業団というステージで活躍している先輩職員の生の声や、どのような一日を過ごしているのかをお届けします。仕事内容や魅力、やりがいなどを語ってもらいました。

お話を聞いたのはこの2名!

M・Aさん
相談支援事業所勤務
平成23年度採用
Y・Aさん
相談支援事業所勤務
平成26年度採用

質問1:姫路市社会福祉事業団で働こうと思ったキッカケは?

  • 学生時代の友人が臨時職員として勤めており、その友人から正規職員募集の案内を受けてことで興味を持ち、採用試験を受験しました。(M・Aさん:相談支援事業所勤務・平成23年度採用)

  • 前職を退職したタイミングで、日頃お世話になっていた職員の方よりお声掛けいただいたことがキッカケです。当初、臨時職員として勤務している中で、丁寧に支援に関わっておられる先輩方の姿を見て、今後もここで長く働いていきたいと思い、正規職員の応募にチャレンジしました。(Y・Aさん:相談支援事業所勤務・平成26年度採用)

質問2:働いている施設の概要と、その中でのあなたの仕事内容を教えてください。

  • 相談支援事業所ぱっそ・あ・ぱっそに所属し、相談支援専門員として働いています。障害のある方や、そのご家族等から寄せられる相談に対して、電話・訪問・来所などの方法で、利用者本人の意向を確認しながら、サービス利用計画を作成しています。相談の内容によっては、生活の中の困りごとだけでなく、やりたいことや将来の目標を一緒に考えることもあります。(M・Aさん:相談支援事業所勤務・平成23年度採用)

  • 相談支援事業所ぱっそ・あ・ぱっそに所属しており、姫路市基幹相談支援センターの業務を担当しています。姫路市における相談支援の中核的な役割を担う機関として、市内の相談支援専門員への専門的な支援や人材育成、関係する機関との連携強化など、相談支援体制の充実に向けた取り組みを行っています。(Y・Aさん:相談支援事業所勤務・平成26年度採用)

質問3:仕事の面白さややりがいなどはありますか?

  • 入所施設やグループホーム、自宅、通所施設など、利用者本人に関わる関係機関に出向き、その時々の様子を見られることや、課題解決のため関係機関と連携すること、支援を通して出会った頃より利用者本人が頑張っていたり、イキイキとした姿を確認できること、利用者の「強み」「良いところ」を見つけていけることが嬉しいです。(M・Aさん:相談支援事業所勤務・平成23年度採用)

  • 一番は、障害福祉に限らず様々な分野・立場の方と連携しながら支援を考えていく機会が多いことです。利用者の困りごとの解決や生活を支えるためには、児童・教育・高齢・医療・司法・保健福祉など、他福祉関係者との連携や、時には不動産会社等の他業種、民生委員や地域の方々とやり取りすることもあります。その分、課題も多岐にわたるため、困難さも多いですが、自分が携わる支援の幅や可能性も大きい業務だと思います。(Y・Aさん:相談支援事業所勤務・平成26年度採用)

質問4:仕事をするうえで心がけていることなどはありますか?

  • 利用者やその家族の一番身近なサポーターであり、安心できる存在でありたいと思っています。そのためにも、丁寧な言葉や真摯な態度で話を聴くとともに、利用者本人が主体的に決めることができるように、情報提供や提案をするように心がけています。(M・Aさん:相談支援事業所勤務・平成23年度採用)

  • 当事者だけではなく、様々な立場の方が、それぞれの目的をもって相談に来られます。表面上の言葉だけで判断せず、話をしっかりと傾聴することで、本来のニーズを取りこぼさないように意識しています。他分野との連携においては、相手の立場や考え方があることもふまえて、協力し合える関係性作りにつながるよう取り組むことが大切だと感じています。(Y・Aさん:相談支援事業所勤務・平成26年度採用)

質問5:職場の雰囲気を教えてください。

  • 悩みや嬉しかったことなどを親身になって聴いてくれる、雑談も真剣な話もしやすい雰囲気です。また、話を聴いてもらえて良かったと思うほど、話を聴いてくれるため、人の話を「聴く」仕事である相談支援員の見本として、利用者への関わり方、言葉遣いなどの勉強にもなっています。(M・Aさん:相談支援事業所勤務・平成23年度採用)

  • 相談業務は、一人でご家庭や事業所に出向くことが多いため、職員全員が揃って話ができる時間は取りにくいですが、何かあった時はすぐに相談したり、一緒に考えたりすることができる環境です。相談や共有がしやすい雰囲気作りができています。(Y・Aさん:相談支援事業所勤務・平成26年度採用)

質問6:今後の目標を教えてください。

  • 先輩方は、日中の業務をこなしつつ、相談支援の研修講師や研修の企画・運営に携わるなど、姫路市以外の地域でも活躍されているので、いつかは自分もそういった相談支援員の人材育成等に携わっていきたいと思っています。(M・Aさん:相談支援事業所勤務・平成23年度採用)

  • 既存の仕組みや考えに囚われすぎるとできない業務になるため、もっと柔軟に物事を考え、フットワークを軽く行動できるようになりたいです。そのために、幅広く様々な方と関わったり、様々なことに興味を持つことが必要だと思っています。(Y・Aさん:相談支援事業所勤務・平成26年度採用)

最後に、この仕事に興味のある方にメッセージを!

  • 相談支援専門員として働くには、資格の取得と一定の実務経験が必要となりますので、すぐに働くことは難しいですが、直接支援の経験も活かすことができます。また、現場での関わりも相談支援につながります。まずは現場で経験を積み、その経験を活かして、ぜひ一緒に働きましょう!(M・Aさん:相談支援事業所勤務・平成23年度採用)

  • 大変なことも多い分、喜びややりがいも多い仕事だと思います。相談支援員は、日々様々な人とやり取りしたり、事業所を見て回ったりすることが多い仕事です。コミュニケーションを取ることが好きな方、人の良いところをたくさん見つけることが得意な方、相談支援専門員のお仕事はどうですか?ぜひ、興味を持ってくださる方をお待ちしています。(Y・Aさん:相談支援事業所勤務・平成26年度採用)

一日のスケジュール(2例)

相談支援員の一日のスケジュール(例1)

  • 午前8時35分から午前8時45分:朝礼
  • 午前8時45分から午前9時00分:記録、書類作成
  • 午前9時00分から午前11時50分:利用者通所先の事業所に訪問し、サービス担当者会議をする
  • 午前11時50分から午後12時00分:帰所後、会議録を作成
  • 午後12時00分から午後1時00分:昼休み
  • 午後1時00分から午後2時00分:利用者からの電話相談対応
  • 午後2時00分から午後3時30分:利用者宅を訪問し、サービス更新のためのアセスメント
  • 午後3時30分から午後5時00分:別の利用者宅を訪問し、モニタリング(利用者本人・家族からの聞き取り)
  • 午後5時00分から午後5時20分:帰所後、書類作成
  • 午後5時20分:退勤

相談支援員の一日のスケジュール(例2)

  • 午前8時35分から午前9時00分:朝礼後、基幹相談支援センターへ移動
  • 午前9時00分から午後12時00分:来所した相談支援専門員のケース相談対応(グループスーパーバイズ)
  • 午後12時00分から午後1時00分:昼休み
  • 午後1時00分から午後3時00分:電話にて、相談支援事業所からのケース相談対応、情報提供など
  • 午後3時00分から午後4時30分:地域相談窓口連絡会に参加
  • 午後4時30分から午後5時20分:記録等作成
  • 午後5時20分:退勤
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