先輩職員(支援員)について
今まさに社会福祉法人姫路市社会福祉事業団というステージで活躍している先輩職員の生の声や、どのような一日を過ごしているのかをお届けします。仕事内容や魅力、やりがいなどを語ってもらいました。
お話を聞いたのはこの4名!

K・Yさん
高齢者施設勤務
令和4年度採用

O・Jさん
障害者施設勤務
令和4年度採用

M・Nさん
障害者施設勤務
令和4年度採用

F・Sさん
障害者施設勤務
令和4年度採用
質問1:姫路市社会福祉事業団で働こうと思ったキッカケは?
- 姫路市出身であることや大学で福祉を学んでいたため、ぜひ地元の福祉方面で働きたいと思っていたからです。また、事業団では高齢・障害・児童などの様々な福祉分野に携われるため働きたいと思いました。(K・Yさん:令和4年度採用・高齢者施設勤務)
- 生まれ育った地元(姫路)で働きたかったからです。(O・Jさん:令和4年度採用・障害者施設勤務)
- 大学進学を機に自身の進路を考えた際、福祉の仕事で人の役に立ちたいと考えました。事業団を選んだのは大学の先生に勧めていただいたのがキッカケです。(M・Nさん:令和4年度採用・障害者施設勤務)
- 学生時代の担当教員に「自分に合いそうな就職先はありますか?」と尋ねた際、「ここを受けてみたら」と就職案内のパンフレットを渡されました。そこから、情報収集などしていくうちに障害関係の職場に興味が湧きました。(F・Sさん:令和4年度採用・障害者施設勤務)
質問2:働いている施設の概要と、その中でのあなたの仕事内容を教えてください。
- 高齢分野である「ふれあいの郷養護老人ホーム」で働いています。養護老人ホームのため、身体的に自立しておられる利用者の養護と社会復帰を支援しています。また、身体的支援・生活支援を必要とされる方々の支援も行っています。(K・Yさん:令和4年度採用・高齢者施設勤務)
- 障害者支援センターの生活介護(個別作業班)に所属しています。班の利用者全体(主に男性利用者)の日中作業や生活の支援を行っています。(O・Jさん:令和4年度採用・障害者施設勤務)
- 知的・身体的に障害のある方が通われている施設で働いています。その中でも、生活介護の活動班という、重度障害のある方が利用されている班で支援を行っています。(M・Nさん:令和4年度採用・障害者施設勤務)
- 障害者支援センターの生活介護(軽作業班)で働いています。軽作業班での仕事内容は、主にねじ・くぎ、車部品のパッキン作業を利用者が行い、その検品を行っています。更衣、食事、トイレなどの介助もあります。(F・Sさん:令和4年度採用・障害者施設勤務)
質問3:仕事の面白さややりがいなどはありますか?
- 仕事の面白さは、利用者と毎日コミュニケーションを重ねることで、様々な知恵や知識を知ることができ、新しい学びが日々発見できることです。また、支援や介護を行った際に「ありがとう」と言葉をかけられたとき、特にやりがいを感じます。(K・Yさん:令和4年度採用・高齢者施設勤務)
- 利用者の特性に合わせた様々な支援方法があり、決まったやり方や正解がないところです。(O・Jさん:令和4年度採用・障害者施設勤務)
- 重度障害のある方は、話ができない方がほとんどです。しかし、表情やしぐさなどの非言語コミュニケーションで意思表示してくれます。それが理解でき、通じたときにやりがいを感じます。(M・Nさん:令和4年度採用・障害者施設勤務)
- 利用者がいつもと変わらない生活を送り、「さよなら」と声をかけると笑顔で「さよなら」と言われ、ぺこりとお辞儀をされて、降所されたときにやりがいや充実感を覚えます。(F・Sさん:令和4年度採用・障害者施設勤務)
質問4:仕事をするうえで心がけていることなどはありますか?
- 丁寧さはもちろんですが、利用者の小さなサインを見逃さないことを心がけています。食事でむせやすい方の飲み込みはどうかなどの身体的変化や、生活の中で起こる精神的変化を、利用者が発するサインから受け止められる職員でありたいと思っています。(K・Yさん:令和4年度採用・高齢者施設勤務)
- 利用者のことを知ると同時に、利用者に私自身のことも知っていただくように心がけています。(O・Jさん:令和4年度採用・障害者施設勤務)
- 利用者が毎日、元気に登所し、怪我なく家に帰れるように気をつけています。言葉だけでなく、その人が理解しやすいような伝え方(イラストや表情、しぐさなど)を考えています。(M・Nさん:令和4年度採用・障害者施設勤務)
- 利用者が、いつも通りの生活を送れるように心がけています。その日の気分や体調によって波があるため、登所時に利用者の表情や様子などを窺いながら、一日の支援方針や取り組みを考えています。(F・Sさん:令和4年度採用・障害者施設勤務)
質問5:職場の雰囲気を教えてください。
- 様々な職種・業務内容があり、様々な方が働かれています。そのため、職員間で分からないことは、質問・確認し合い、利用者にとってどのような支援が一番適切かを話し合っているため、常にコミュニケーションを取りながら業務にあたっています。そのため、分からないことがあっても質問しやすく、明るい雰囲気が特徴です。(K・Yさん:令和4年度採用・高齢者施設勤務)
- 所属班以外でも職員間の助け合いがあり、独りではなく、みんなで力を合わせて働ける職場です。プライベートの時間も取りやすいです。(O・Jさん:令和4年度採用・障害者施設勤務)
- アットホームな雰囲気だと思います。先輩に分からないことを聞くと丁寧に教えていただき、できるようになると自分のことのように喜んでくれます。(M・Nさん:令和4年度採用・障害者施設勤務)
- しんどいこともありますが、班長や先輩職員など周りのサポートが手厚いため、独りで抱え込むようなことはありません。また、仕事に対する考え方も教えていただき、日々成長できる職場だと思います。(F・Sさん:令和4年度採用・障害者施設勤務)
質問6:今後の目標を教えてください。
- 日々の業務を覚え、介護の基本的技術を身につけて、安全に介助・支援が行えるようになりたいです。将来的には、利用者の特性を基に支援内容を考え、職場内でリーダーシップが取れる職員になりたいです。 (K・Yさん:令和4年度採用・高齢者施設勤務)
- 仕事、家庭、プライベートを、この先も充実させていきたいです。(O・Jさん:令和4年度採用・障害者施設勤務)
- 今は仕事を覚えること、することで精一杯ですが、将来は、班長や相談業務など、キャリアアップしていきたいと思います。(M・Nさん:令和4年度採用・障害者施設勤務)
- 短期的な目標は、所属班の利用者のことをよく知り、その人にあった支援ができることが目標です。長期的には、他班や他施設のことについて詳しく知ることができるようになりたいです。(F・Sさん:令和4年度採用・障害者施設勤務)
最後に、この仕事に興味のある方にメッセージを!
- 福祉の現場は大変なこともありますが楽しいこともたくさんあります。利用者とコミュニケーションを取ることで新しい知識を得たり、「ありがとう」と言われてとても嬉しく感じたり、利用者と一緒に笑い合うことができるこの仕事に就いて毎日楽しく働いています。もし少しでも興味があればチャレンジしてみてください!(K・Yさん:令和4年度採用・高齢者施設勤務)
- 私は16年務めた営業職からの転職組です。福祉業界は初めてですが、未経験者でも大丈夫です。いろいろな視点から様々な支援方法を一緒に探していきましょう。(O・Jさん:令和4年度採用・障害者施設勤務)
- 福祉の仕事は大変だというイメージがあると思いますが、私は、大変の中にある楽しさをたくさん見つけることができました。福祉に少しでも興味のある方はぜひこの仕事の楽しさを経験してほしいです。(M・Nさん:令和4年度採用・障害者施設勤務)
- 仕事なのでしんどい部分などもありますが、そこをカバーしてくださるような職場を見つけることが大切だと思います。(F・Sさん:令和4年度採用・障害者施設勤務)
一日のスケジュール(3例)
高齢者施設勤務支援員の一日のスケジュール(例)
- 午前8時35分から午前9時00分:朝礼(一日の予定や連絡事項の確認、夜勤業務からの引き継ぎ事項の確認など)
- 午前9時00分から午前10時00分:朝の介助業務(洗顔、水分補給、排せつ、おむつ替え、掃除、洗濯など)
- 午前10時00分から午前11時30分:入浴介助(洗体、拭き取り、着替えなど)
- 午前11時30分から午後12時00分:昼食介助(食事セッティング、片付け、車イス移動など)
- 午後12時00分から午後1時00分:昼休み
- 午後1時00分から午後1時40分:昼の介助業務(排せつ、おむつ替え、掃除、洗濯など)
- 午後1時40分から午後3時40分:プログラム介助(お菓子購入介助、コーヒータイム、自由時間見守りなど)
- 午後3時40分から午後4時30分:夕の介助業務(排せつ、おむつ替えなど)とケア記録記入業務
- 午後4時30分から午後4時50分:申し送り業務(夜勤職員へ日中の様子を伝える)
- 午後4時50分から午後5時20分:夕食介助(食事セッティング、片付け、車イス移動など)
- 午後5時20分:退勤
障害者施設勤務支援員の一日のスケジュール(例1)
- 午前8時35分から午前9時00分:職員朝礼、利用者受入準備
- 午前9時00分から午前10時00分:利用者の受入、班朝礼
- 午前10時00分から午前11時30分:アート・パッキン・ねじ作業
- 午前11時30分から午後12時30分:食事介助
- 午後12時30分から午後1時30分:昼休み
- 午後1時30分から午後3時00分:プログラム活動(スヌーズレン、玉入れ、散歩)
- 午後3時00分から午後4時00分:サービス提供記録記入、更衣手伝い、利用者の送り出し
- 午後4時00分から午後5時20分:班終礼、掃除、ケース記録
- 午後5時20分:退勤
障害者施設勤務支援員の一日のスケジュール(例2)
- 午前8時35分から午前9時00分:職員朝礼、利用者受入
- 午前9時00分から午前10時45分:班朝礼、作業開始、検品、トイレ介助
- 午前10時45分から午前11時45分:昼休み
- 午前11時45分から午後1時15分:食事介助、歯磨き介助、トイレ介助
- 午後1時15分から午後2時30分:検品
- 午後2時30分から午後2時45分:トイレ介助
- 午後2時45分から午後4時30分:更衣介助、サービス提供記録記入、作業の片づけ、掃除
- 午後4時30分から午後5時20分:事務処理
- 午後5時20分:退勤